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結構?意外と?いただく質問として
「オーディオインターフェースのオススメありますか?」
があります。筆者は「音」や「声」に関するお仕事をしていたこともあり、ちょっと人より詳しいです。といっても…今は趣味程度しかやってないので最新のプロの現場向けではないのでご注意下さい<(_ _)>
オーディオインターフェースを買う目的と使用用途を考えよう
GoogleやAmazonで『オーディオインターフェース』と調べると沢山出てきます。おそらく当記事にたどり着いた方の大半は「USB オーディオインターフェース」が欲しい方でしょう!それでは早速用途に合わせた選び方!
- 配信 or DTM or 楽器収録 or 声の録音
- Windows or Mac
- 今から始める or 買い替え
だいたいは上記3つの選択をしていきます。
1その時にオーディオインターフェースを買う目的は何なのかが重要になります。例えばDJをしてみたい、DTMをしてみたいといった場合はMIDIのIN/OUTがあったほうがいい、主にボイスチャットや配信用とであればミュート機能や48vファンタム電源対応、ボイスチェンジャー機能があればなお良い。楽器収録や声収録であれば付属のソフトウェアが豊富であった方がいい等々あります。
2最近はMacのFirewireやthunderbolt 2 などが付属したMacが販売されていませんが、その世代のオーディオインターフェースは現在もなお販売されています。Windows でも Macでも使いたいのであれば間違いなく『USB オーディオインターフェース』の選択肢一本になります。Windows と Macでオーディオインターフェース系のソフトウェアの扱いが若干異なるため注意が必要ですが最近の機材は両対応ですので問題はありません。今買うならできるだけ新しいものを選択することをお薦めします。
3初めて買うか、買い替えたいか…買い替えたい方は『何がやりたいのか』が明確になっているはずです。なので、何をやりたいかにジャストなオーディオインターフェースを選びましょう。外部入出力、連携機能などなど…だいたい名の知れた大手メーカー(オーディオインターフェース界の)であれば、音質等は問題ないです。
では、早速商品紹介になります。
オールマイティな優等生「Yamaha AG-03」
当サイトでもレビュー記事(万能オーディオインターフェース Yamaha AG-03長期レビュー)を上げていますが、かなり優等生。初心者にもやさしい音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」も付属することから、ボイスチャット用から配信・音楽制作、楽器の収録も可能です。マイクもファンタム電源に加えYamahaマイクプリアンプD-PRE搭載、楽器ではHi-Z(ハイインピーダンス)対応と本当にオールマイティ。XLR端子でないゲーミングヘッドセット用のマイクも使えたり…フェーダーやエフェクト(簡単なリバーブ機能)が使えるなど、痒い所に手が届くオーディオインターフェース。初心者から中級者までみんなに進めたいNo.1オーディオインターフェースです。使ってる方も多数いると思います。
ただし、注意点としては作動にはドライバーが必要のためPS4といったコンシューマー機には対応していません。iPadでは動きます。
スタインバーグ(Steinberg) UR22C
image: Amazon.co.jp
Yamaha AG-03にするか、スタインバーグ UR22にするかと悩むシリーズ。スタインバーグはどちからというと制作環境向けです。Yamaha AG-03にはないMIDIのIN/OUT機能があります。
MIDI以外にもステレオアウトプットもあります。また最新モデルであるUR22CはUSB-Cに対応しています。後ほどかきますがUSB-Cの恩恵は色々あるのです。
スタインバーグ UR22Cの難点としては、ゲーミングヘッドセットのマイクも使えなくはないが切り替え端子(6.5mm → 3.5mm)が必要になる点。USB-Cで完全稼働するためにPC側にUSB-C端子が必要になる点。UR22Cは、外部マイクを持っている人向けです。
よく見るとわかるのですがYamahaの「D-PRE」がありますが、スタインバーグの母体は現在Yamahaです。
AG-03は配信ツールとして特化していますが、スタインバーグはUSBオーディオインターフェースとしてスタンダードな製品になります。エフェクト等もPCで作業が必要になります。AG-03に比べて少し知識が必要になります。初級~中級向けとなっていますが、初級の上あたりから上級者まで十分に使えるモデル。
USB-C(3.1規格)対応であり、エントリーモデルから整数32bit対応という驚きです。スタインバーグはCubaseを作っている会社でもありますので、音楽制作特化といってもいいでしょう。
AG-03じゃちょっと物足りないな…とか、音楽制作がメインで配信は特に…とかはUR22C、UR44Cなどがオススメです。私はUR22 mk2を利用しています。UR22Cに買い替えようかな…
ユニバーサルオーディオ(UNIVERSAL AUDIO)ARROW
上で紹介した製品がだいたい3-4つ購入できるレベルのオーディオインターフェースになります。この製品を購入される方は『本気で音楽制作されてる方』が大半でボイスチャットや配信だけに使うのは非常にもったいない製品になります。高いのだから良いというわけではなく適材適所で自分の使用用途に合った製品を選択するというのが一番大事と思わせてくれる製品になります。
何がそんなに違うの?といわれると『ええっと…』ってなってしまうのですがスタジオのプラグイン機材が入った製品に近いです!といってもいいかな…これ一台で複数の楽器を使えるといってもいいです。とにかく高機能!もっと処理機能を上げたAppolo Twin(アポロツイン)などもありますが、Appolo TwinはMacとWindow用に別れているので、購入時はMac or Windowsを選択しなければなりません。
本当に好きな人だけ買って下さい。ボイスチャットや配信の場合オーバースペックになります(本当に…
オーディオインターフェースのUSB-C(3.0規格以上)の恩恵
実は音のデータ転送は、USB2.0規格で十分であり、レイテンシー(遅延)等もほとんど起きません。どちらかというとPC内に取り込み処理するのはPCスペックに依存します。ではなぜUSB-C規格を採用するオーディオインターフェースが増えたのか…
給電規格の違い
規格 | 電流 | 電圧 | 電力 |
---|---|---|---|
USB 1.x & 2.0 | 0.5 A | 5V | 2.5W |
USB 3.x | 0.9 A | 5V | 4.5W |
USB Type-C | 1.5A 3A | 5V | 7.5W 15W |
Date:Wikipedia
見ていただければわかるのですが給電……特に流れる電流の差が大きく、USB1.x & 2.0規格から約3倍~6倍となっています。データの転送量もさながら給電の量もことなります。ただUSB Type-Cはケーブルの長さや規格に依存することから3A給電できないケーブル等も存在するので変なものは買わない方がいいです。(過去に筆者は何度かやらかしています)
なので、AG-03はUSB-Aなのでバスパワー給電はType-CのUR22Cに比べると少なくなり、できることが減っているといえます。上位モデルであるUR44Cといった今まで別電源が必要だった6IN/6OUTといったミドルレンジがUSB Type-Cのバスパワーで動き持ち歩く荷物が減る!という大きなメリットがあります。またアンプを個別搭載できたり電源が増えることで搭載できる幅が広がりますので、機能が盛れる→高機能になる→エントリーモデルにいい機能が増える!
という感じです。
まとめ
結局どれがいいの?といわれると「何に使うの?」と聞き替えすことになります。今のところ万能優等生なAG-03をお薦めします。そしてもし予算オーバーだなと感じる方がいたら FOCUSRITE や BEHRINGER といったある程度「聞いたことある、どこにでも販売しているメーカー」を選択することをお薦めします。FOCUSRITEは、アメリカのストリーマーたちが使っている製品。
おまけ
そういえば、大体Amazonレビューとかを見ると「ホワイトノイズ」がひどいとか書いてる物をよく見ます。だいたいホワイトノイズがのってしまう音量まで上げてしっているという点があげられます。回転式のボリューム調整の場合は12時-14時位までで抑えて置かなければノイズが乗る製品が大半です。そのあたりを注意して音量を調整することで、きれいな音声となります。
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