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国内メーカーで、静電容量無接点方式として販売しているキーボードのメーカー「東プレ」のゲーミングキーボードGX1。キルスイッチがファームウェアアップデートで追加された頃は入手困難でしたが、今は競合も増えてきて、手に入りやすくなりました。
変わらない東プレの安心感
細かなレビューは、全て他の方にお任せします。今までPFUのR2、東プレのR2、R3、ゲーミングRGB、HHKB(中身は静電容量無接点方式)など各種さまざまな東プレ製品を購入してきました。35g、45gどちらも好きです。
個人的には、35gは軽め、R3モデル以降はタクタイル感も弱め(な気がする)、メカニカルキースイッチのカテゴリでいくと「ライトタクタイル」の部類になると思います。前のモデルは、もうちょっと強いタクタイル感がありました。今はメンブレンキーボードの抵抗が無いようなモデルに近いです。Cherryタイプスイッチのメカニカルキーボードとは違うかな・・・
トッププレートは金属製。キーキャップはABS素材です。スタビライザーのワイヤーは細く軽いため「カチャカチャ」と音がします。それでも潤滑シリコンが塗られている(Lubeあり)なので、市販キーボードとしては気になるレベルではありません。スペースキーはかちゃかちゃする(US配列)ので、スペースをゴーストバー(遊舎工房-ゴーストバー販売ページ)に交換するとカチャカチャ感がだいぶ良くなります。ただスタビライザーの戻りが強くなるのか、強く押すとカチャっ!と音がするようになります。スタビライザーが必要な短いバーは、気になりません。
キルスイッチ、ラピッドトリガー機能
ファームウェアアップデートで、ラピッドトリガー機能が付与されました。一時入手困難となるくらいでした。現在は競合も増えているのでラピッドトリガー機能でGX1じゃないといけない!というのは無くなってきたかなと思います。
筆者自身もゲームはよくします。バロラントやCSシリーズもしますが・・・自分としては「うーん、鈍感な俺にはよく解らない」という感想です。
GX1と他のラピッドトリガー搭載キーボード違い
根本的に制御方式が違うため、打鍵感、カスタマイズ性が異なります。
Wooting、SteelSeries ApexPROシリーズ、エレコム、Razer、Drunkdeerは、今までのCherryタイプのメカニカルスイッチを改良しマグネットを装着したマグネットスイッチタイプ。東プレは伝統的に静電容量無接点方式、基盤から電気を流して云々。マグネット方式は磁力を云々です。
- カスタマイズ性は?
- メカニカルスイッチタイプの磁気キーボード
Lubeしようと思えばできるし、今はライナー軸メインですがタクタイルやクリッキー(意味あるかは分かりませんが)作ろうと思えば作れます。またスプリングも変更できます。ソフトウェアでちゃんと制御できるかは解りませんが・・・
Gateronといったスイッチメーカーからも、アフターパーツとしても販売されています
- 耐久性は?
- ホットスワップを採用しているタイプ(WootingやDrunkdeerなど)はスイッチを変更することはできるものの、マグネットタイプのキーボードは基盤が壊れることの方が多いのでホットスワップであってもあまり意味がないような・・・
それらに比べて、東プレのキーボードは余裕で7−8年耐久しますので、その点「有利」かと思います。
- 製品の保証は?
- 最近は、海外のメーカーも国内代理店や日本法人がしっかり対応してくれるので、そこまで気にする必要はないと思います。今までのアフターサポートの経験から言わせてもらうと東プレはサポート体制が厚いイメージです。もちろんネットを検索するとネガティブなこともでてきますが、兼ね満足しています。
- 磁気キーボードにデメリットなくない?
- 気になるとことしてはノイズを発生しやすいことかなと思います。ノイズ対策をしていないイヤホンケーブル類をキーボード付近に置くと、小さくジーって音が聞こえます。デスクトップPCの上に、オーディオインターフェースやオーディオ機器を置いたりUSBを這わせたりすると、ノイズを拾うことがあります。その現象がキーボードでも発生する場合があります。
構造上仕方ないので、ノイズについてはソフトウェア側で対策をするか、イヤホンなどデスクの下を合わせたりすることで対処可能かと思います。
キーキャップの形状と構造
キーキャップはCherryMX互換。純正のキーキャップはステップスカルチャータイプです。ややOEMやCherryタイプより背が低い感じがします。CherryMXタイプに近い
LEDの光り方、メカニカルタイプと違うのが、スイッチのトップが薄いので広がるような光り方をします。
CherryMXタイプ互換のため、好みのキーキャップに変更することができます。東プレR3は穴タイプになっているのでよく流通しているキーキャップと互換性がないので嬉しいところ。
GX1じゃないといけないの?
予算に合わせてラピッドトリガー搭載のキーボードは購入しましょう。GX1はラピッドトリガー搭載のキーボードしては高め、カスタマイズもしにくい(しない人も多いけど)、おそらく耐久性も高い。
商品名 | 価格1 | サイズ | 接続方式 | 日本語配列 |
---|---|---|---|---|
東プレ GX1 | ¥33,000 | TKL | 有線 | あり |
Wooting 60HE | ¥26,000〜32,8002+国際送料 | 60% | 有線 | |
Steel Series APEX Pro | ¥26,000〜29,000 | TKL | 有線・ワイヤレス | あり |
Steel Series APEX Pro Mini | ¥26,000〜35,000 | 60% | 有線・ワイヤレス | あり |
ELECOM VK600A | ¥22,980 | 65% | 有線 | あり |
Drunkdeer | ¥16,000〜18,200 | 65%/75% | 有線 | |
CORSAIR K70 MAX | ¥34,000 | フルサイズ | 有線 | あり |
Razer HUNTSMAN V3 | ¥26,000〜40,000 | 60%/TKL /フルサイズ | 有線 | あり |
予算が限られて、試してみたい場合はDrunkdeerが一番。ホットスワップもできるしキーキャップも選べます。ロータリーエンコーダーもあります。ややソフトウェアがウーンというところもありますが慣れると思います
日本国内でのやり取りや、保証を考えて、あと日本の企業を応援するぜ!内需拡大だ!とか思うのであれば東プレGX1をお選びください。