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WD_BlackはWesternDigital社のゲーミング向けブランド。その中でPCIe4.0の理論限界値に近い7000MB/sに近い製品が500GB/1TB/2TBのラインナップが2020年11月13日に販売開始となったので早速レビュー。
ウェスタンデジタルは、日本国内に東芝メモリ(KIOXIA)と一緒に工場を建てるなど海外メーカーとしては現地と寄り添っているメーカーです。日本国内製以外のHDDはマジで壊れる(青とか青とか青)だけどREDとかBLACK、PURPLEは壊れにくい。だがコストが高いです。
さてさっそく見ていこうと思います。
WD_Black SN850 500GB
外観は、WD_Black系のデザイン。結構かっこいいですよね。個人的には好みです。
背面は説明と、M.2 SSDのラベル部分が表示されています。シーケンシャルリード7000MB/sの表記や細かな詳細が書いています。あまり店頭ではおかれているものではないのでまじまじと見ることないですがいろいろ書いています。
表面と裏面。裏面なしの片面基盤タイプです。コントローラーなどはCFDと比較して金属などのヒートシンクはなし。当サイトとしてはヒートシンク搭載のマザーボード用として利用を推奨します。
SN850 500GBのベンチマーク
実行環境
OS | Windows 10 Pro |
CPU | Ryzen 9 3900X |
MB | MSI X570 Unify |
GPU | MSI RTX3080 Gaming X Trio |
ん?7000MB/s出ない…大体どこの検証結果をみても1TBで行っている場合は7000MB/sは出ています。500GBは1TBに比較すると性能は少し劣るようです。といっても6300MB/sでもすごく早い。まぁ1割引きの速度だけどね!
ちなみに他を見ていきましょう。CDF PG3VNF 500GB PCIe4.0のモデル。ただこれはシーケンシャルMAXが5000MB/sのモデルなのでほぼ正確に数値が出ています。PCIe3.0のCrusial P1も2000MB/s。これでも十分早いと思いますが…PCIe4.0に比較すると遅く感じます。
最近話題のPlayStation5™ですが、5.5GB/sなのでPS5はPCIe4.0の標準コントローラーの改良版が乗っているといってもいいのかなと思います。PS5はオンボードですが…
500GB,1TB,2TBのスペック比較
500GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|
シーケンシャル読み取り | 7000MB/s | 7000MB/s | 7000MB/s |
シーケンシャル書き込み | 4100MB/s | 5300MB/s | 5100MB/s |
1TBがピークで、少しずつ性能が劣る500GBと2TBです。うちのSN850は7000MB/sは出ませんが…笑
どれが買いですか?
安定した性能を求めるならば1TBの購入を。予算的に厳しいなら500GB。いっぱいゲーム積み込みますなら2TBを。
という感。
PCIe4.0のスピード理論値が7.88GBということを考慮するともっともっといいものが出てきそうな…
デメリットとしては、やはり高い…という点。あと在庫があんまりないですよね。特に1TB…
それ以外は十分満足100%です。