PS5対応の次世代ゲーム向けUSB DAC/アンプ Creative「Sound Blaster GC7」使ってみたよ!【レビュー】

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 リリースから気になっていた「Sound Blaster GC7」が4月中旬(15日ごろだったかな)に販売になると聞いた時にはすでにCreative Storeで買い物をしていた筆者です。次世代機に正式対応したCreativeのSX-Fi対応のマルチオーディオUSB DAC/アンプ(主にゲーム向け)は気になるところでした。すぐに買いまして約3週間使用したレビューとなります。

Sound Blaster GC7のスペックと主な機能

Creative Sound Blaster GC7 正面

外寸約174×116.3×44.5mm
重量約280g
インターフェースUSB Type-C to Type-A
入出力入力:最大24bit / 192kHz
出力:最大24bit / 192kHz
※最大入出力はOSに依存します
電源USB 5V / 500mA
価格17,380円(税込)
2021年5月13日公開時の価格
対応システムWindow PC
Mac(ver 10.13~)
PlayStaiton 5™
PlayStation 4™
Nintendo Switch
モバイルアプリ(Bluetooth接続)
付属品USBケーブル(A-C)≒1.8m
角型光デジタル ≒1.5m
3.5mm AUX 4極 ≒1.5m
保証期間1年

フロント端子

Sound Blaster GC7 フロント部分
  • ヘッドホン出力(ヘッドセット対応端子)4極 3.5mmミニ
  • マイク入力
    ヘッドセット端子と同時に使用することはできません。

リア端子

Sound Blaster GC7 リア部分
  • ラインアウト (3.5mmミニ)
  • ライン入力(4極 3.5mmミニ)
  • ゲインスイッチ
    LOW→32~150Ω / HIGH→150~300Ω
  • 光デジタル出力(角型)
  • 光デジタル入力(角型)
  • USB Type C 入力
  • プラットフォーム選択スイッチ
    メインの入力端子が変更になります
  • 電源スイッチ

メイン

電源OFF/ON

ダイヤルが3つ、ボリューム、各種設定用ミニつまみ、バランス用
真ん中にある数字用が各種設定用ボタン(サラウンド、BASS、SXFI、TREBLE、MIC)
カスタムボタンが4つ(色は選択可能)、マイクミュート
があります、全体的にいたって普通なプラスチックです。

カスタムボタンの色は初期設定では、赤・緑・青・黄色になっていますが、RGBやHEXを指定して色を変更することはできます。

どちらかというとフラットで使うことが多いので、そこまで頻繁に触ったりはしないですが頻繁に触る場合でも手元で低音・高音の変更が行えるのは良いですね。

Sound Blaster GC7 使用感

PCとの接続で7.1/5.1ch再生に対応しています。AKM(旭化成エレクトロニクス)製のAK4377オーディオファイルクラスDACが搭載されています。どちらかというとヘッドホンDACです。モバイルアンプに取り付けられているものが多いと思います。

基本性能は普通、サラウンドは変な感じの無い味付け

他社メーカーでよくゲーム系で比較になるがASTRO MixAmpProTR、SteelSeries GAME DAC、EPOS(旧ゼンハイザー)GSXシリーズ、同社のSound Blaster G5系などがありますが…正直ゲーム用のDACはそれほど気にするレベルではない性能差というのが結論。

Steel Series Game DACは、ハイレゾ対応でESS。EPOS GSX300はコンパクトで扱いやすいうえにお求めやすいチップはコネクサント(たしか)、ASTRO MixAMP PRO TRシリーズは昔は旭化成チップでしたが最新モデルは分解してないので分かりませんが音質があまり変わってないのでチップの変更はなさそうです。

最も性能が近いのがMIX AMP PRO TRかな。

Super X-Fi

これが決め手になる人は少ないかもしれませんが、大きな違いは「耳の形状に合わせてサラウンドを調整する機能(アプリが必要・対応ヘッドフォン…)」の搭載。

これがあるから購入する!という方はまだ少ないはず。通常のサラウンドとことなるのは…「明らかに変な方向の音は少ない」というのが感想です。

Super X-Fi サラウンドは、Creativeのページでご確認ください。

Creative Super X-Fiのページへ

PCレスで設定が可能

一番これが強み。好きな設定をスマートフォンで行うことが可能です。

コンシューマー機でゲームする人には革新的なことだと個人的には思うんですよ

ゲーム中に、ちょっとだけ低音を上げたいな

とかが簡単にできちゃう。そんな機能を持つのがGC7です。これがあるだけで他社よりも優位。その場で設定が可能という点では、肩を並べられるのは唯一Steel Series GAME DACじゃないでしょうか

上記画像は、iPhoneのアプリケーションでの操作です。すべての設定、ファームウェアのアップデートも行うことができます。

やっぱ、これすごくない?

USB接続時の音量幅が狭くない?

USB接続の場合インピーダンスが低いヘッドホン(特に開放型の低インピーダンス)だと、7時、8時の方向で大きな音量になります(気のせい?)

現在は、イヤホン(Shure AONIC 4)を使っていますが9時方向くらいで良い感じ。

Sound Blaster GC7 まとめ

Sound Blaster GC7は買いですか?
はい。
買いだと思います。ただ、今他のマルチ機能DAC(MixAMP PRO TRだったり、GameDAC)を持っていたりする場合は買い替えるほどでもないと思います。Sound Blaster G5Xからの切り替えだと全然ありだとおもいます。

Sound Blaster GC7は、ゲーム性能・リスニング性能なのはいたって問題ありません。

PS5買ったけどちょっと音が微妙だなとかそう思っている方は買いです。もちろんマルチ入力も可能なのでPlayStation5や任天堂スイッチでゲームをしながらボイスチャットを聞くことも可能。

ネックなのは、価格が17,800円(税込)と他社に比べてほんの少し高いこと。そして執筆時点で直売限定ということ。現在、Amazon.co.jpにてCerative Storeより、直販がでています。(Amazonのリンク差し替えました)

Creativeはサウンドカードを製造しているメーカーです。ゲーミングメーカーとは違う安心感があります。PCで使う場合はたまに蟹さん(Realtake)とドライバー干渉するのがネックだったりしますけどね。

総合的には、おすすめ。多機能DACを持っている人がわざわざ買い替えるほどではないかなと思います。デザインが好きだったらアリです!

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