Glorious GMMK Pro いろいろ試したみた【経過レビュー】 #2

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 以前のレビュー(GMMK Pro レビュー#1)から数日経過しましたが、GMMK Proをメインで使用して記事の作成やゲームをしていました。その中で気になったこと、気づいたこと、そのほか諸々を書いていこうと思います。

オプションプレートPC(ポリカーボネート)

GMMK Pro ポリカーボネートプレート アップ

 オプションプレートをポリカーボネート・真鍮とつかってきましたが、ポリカーボネートが正解かと思っていましたが、長期間使っていったらこのポリカーボネートプレートやや歪みが出てることに気づきました。

 Gloriousの標準スタビライザーは、どうも微妙でスムーズではない。最終的にはサードパーティー製のスタビライザーを選択する以外はありませんでした。

 私が選択したのは「Durock V2」言わずと知れたガタガタしないスタビライザー。最近では、Durock Full POMスイッチなどがガタツキもすくなく、心地よい打鍵感を与えてくれると話題です。

 日本国内でDurockのスタビライザー、スイッチは TALP KEYBOARDさんで購入可能です。

GMMK Pro ポリカーボネートプレート

 社外のスタビライザー(特にDurock)は、画像のオレンジ丸の部分をカットしたほうがいいでしょう。やろうと思えば、装着は可能ですが明らかにサイズオーバー感が出ており、イマイチフィットしない感が強いためカットしました。カットしても特に問題はありません。

 加えて、スタビライザーによっては入りきらないことがあるので接触する部分を広めにカットすることも推奨します。

スイッチ

Cobalt POM Liner

 せっかくなので、今回ボスがスイッチ好きなの(予算無限)にしていいよというOKが出たので、遊舎工房 さんで取り扱っていたCobla POM Linerを購入しました。Cobalt POM LinerもDurock Full POMのおそらく色違いだと思います。POMでここまで着色しているのが珍しいので購入しました。ファクトリールブもされているので高くても(121円/個)でもルブステーションや、スイッチオープナー、潤滑剤を持っていない人でもルブされたスイッチを楽しめます。もちろん再度ルブしなおすというのもあり。

ロータリーノブは個性の塊!

Glorious GMMK PRO キーボード ロータリーノブ

 ロータリーノブは個性の塊でした。Gloriousの公式通販で販売しているオプションノブよりもはるかに「ギター用のボリューム・セレクターノブ」のほうがたくさん種類があり、それもサイズがぴったり。SNSでも、同じことをやっている方がいらっしゃいました。そして近くにも同じことをやっている人がいました >My Boss

  • 対応シャフト系6mm
  • Dタイプシャフト形状
  • 18mmだと奥まで入れても回転する、19mmだと奥まで入れるとプレートに接触する場合がある
  • 押し込んで入れるやつではなくネジで止める形式を採用しているノブを選択(Dタイプが世の中に少ない)
  • 自分が好きなものを選ぶ

です。楽器屋さんに売ってます。私は、Q-PartsGOTOH(ゴトー)の中でカッコいいのを選んでいます。掲載写真のホルスの目のノブは、GOTOHの製品です。ネットだとサウンドハウスさんでの取り扱いがあります。
<和風のロータリーノブを探しています>

GMMK PRO 購入ガイド

 いろいろ試した結果、私的にはこんな感じかなというところです。

  1. オプションプレートはポリカーボネートを選択、アルミでも十分です
  2. オプションロータリーノブは公式から購入しなくても色々選択の幅があるので購入する必要はない
  3. キーキャップ類はCherryやOEMプロファイルと相性がいいかもしれません。
    SAといったキーが高いのは不向きかもしれません(あくで個人の感想)
  4. 社外品スタビライザーへの変更は必須(Durockおススメ。GMKだともしかするとプレート切らなくていいかも?)
  5. オプションガスケットフォームはつけたほうが良い(プレートがボディに触れる音が軽減されます)
  6. スイッチはなんでもOK

GMMK Pro をいじくりまわした結果のキータイピングサウンド

チェックしたら思った以上に音量が小さかったので、音量を上げてください(__)

 当記事を打っているときです。おじさんの手なのはご勘弁ください。

 キータイピングの音は好みがあるのでなんとも言えないのですが、POM Liner(Krytox 205 G0) + PCプレート+オプションフォーム+デスクマットだとこんな感じです。

GMMK Pro 経過レビュー(まとめ)

 ベアボーンで170ドル(ホットスワップでガスケットマウント方式というのを考慮すると)安いしお買い得。一応今は一般流通しているメーカーなので商品の安定品質・供給ができると信じてます。

 といっても、まだ日本国内で販売は<未定>かと思います。販売されるのであればUSキー配列でキースイッチ・キーキャップを自分で用意できる人、そして打鍵感にこだわりがあり、キーボードビルドしたい人にとっても十分な選択肢になります。

 ゲーマー向けか?というと、ただスイッチを交換したいだけとかならGlorious GMMKシリーズや、Logicool G Pro Xキーボードの選択をしたほうがお財布的にも幸せになれると思います。

 おそらく国内に入ってきても、総額でいうと東プレ リアルフォース以上の価格設定になるでしょう。endgameを目指すキーボードビルダーにとっては安いですが、一般ゲーマーにとってはゲーミングキーボードを購入したほうが良いと思います。