AMDのハイエンド 「PowerColor Red Devil Radeon RX 6900XT Limited」をレビュー!仕事もゲームもハイパフォーマンスなRadeonがやってきた!【レビュー】

以前、RTX3080 / 6900XT / 6800XTと比較した記事を掲載しました(比較記事)、その時はRadeonはリファレンスモデル。今回は、オリジナルファンもでる&ファクトリーOCされている、Radeonのレビュー!

PowerColorって?

TUL Corporationという台湾にあるATiのころからAMD系グラフィックカードを製造していたメーカー。組み込み系グラフィックカードなども取り扱いのあるメーカーさんです。TB3エンクロージャーとかも販売してるのでチェックチェック!(https://www.powercolor.com/jp/
PowerColorはNVIDIAをよく使っていた人は聞き慣れないメーカーかもしれません。AMD RadeonグラフィックカードにもRadeon専売メーカーがあり、国内に入ってくるメーカーとしてはSapphire Technology/PowerColorが有名。そのほかにはXFXというメーカーもあります。

PowerColor Red Devil Radeon 6900XT Limitedのスペックと外観

グラフィックエンジン6900XT
メモリ16GB GDDR6
ストリームプロセッサー5120 ユニット
エンジンクロック2105MHz(ゲーム)/2340MHz(Boost)
メモリクロック16.0Gbps
メモリインターフェース256-bit
DirectX®サポート12
バス規格PCIe 4.0
出力端子HDMI 2.1 x1/DP 1.4 x2/ USB-C x1
サイズ320x135x62 mm
最小システム電力要件900W(8 pin x3)
その他ARGB対応(ケーブル付き)
日本国内代理店株式会社aiuto
市場価格¥150,000前後

なんと必要電源900Wという化け物。6900XTのオリファンモデルは、どのメーカーも900W必要ですよとなっています。リファレンスは必要電源850Wです。リファレンスはハイクロック状態になると若干コイル鳴きが起こっている個体もあるようです。当サイトのリファレンス6900XTはコイル鳴きなし(たぶん電源1200Wだからかな?)

もちろん次世代HDMI規格2.1をサポート。RTX30シリーズと同様。CES2021でHDMI2.1規格対応のモニターが複数発表されました。今からはHDMIの時代か?!という感じですね。8Kや4Kのハイリフレッシュレートの場合は、HDMI2.1が必要になります。また、AMDのFreeSyncTechnologyはHDMIでも稼働することから、HDMIを扱いやすいグラフィックカードと言えます。

PowerColorのリミテッドエディションは、可能な限り購入している筆者ですが、毎度こだわったいるデザインで好み。

付属品

Radeon6000シリーズのリミテッドエディションには、キーキャップが付属します。素材は金属製で、質感は非常に良い。キーボード自作おじさんとしても取り付けたい製品。

リミテッド版、通常版問わずグラフィックカードサポートステーが付属します。メイン素材は金属、延長はプラスチック製品になります。割と大きめなので長尾製作所のVGAサポートステーXS マグネット式を利用しています。

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本体

PowerColor Red Devil Radeon RX6900XT 正面
正面

PowerColorのRadeonシリーズは原則このデザイン。世代によって若干の変化はあるもも重厚な感じで、ガンメタリックなカラー。100mm x2/ 90mm x1のファン構成になっています。フル回転しても静かめではあります。

3スロット占有の大型グラフィックカードになるので、それなりにケースを選びます。また 8pin x3の電源ケーブルが必要。電源ケーブルを分岐させることは原則推奨してません。各電源の説明書に記載があるものもあると思います。(Seasoniの説明書には記載があります。6ページ目(https://seasonic.com/pub/media/pdf/consumer/user-manual/Seasonic-installation-guide-digital.pdf

パネル側は、1枚板の穴あきになっています。穴あきだからといって空冷ファンの性能を低下させると言われると全くそんなことはなく、十分性能を発揮します。(Noctua NH-U12Aを使用、レビューあります

また、他社と少しことなるのが、PCIe電源ケーブルの爪の部分が逆ということ。基盤に切り込みが入っておらず爪が下を向くように差し込むことになります。上から見るとスッキリしますね。初めてつける人は悩むかも。

PowerColor Red Devil Radeon RX6900XT コア部分

コア部分背面は詰まってます。とても詰まってる。一応封印シールはありますので分解は非推奨。

PowerColor Red Devil Radeon RX6900XT リア部分

このアングルが一番かっこいい気がする。

光り方

ARGB対応(ケーブル付属)なので、マザーボードの制御機能を利用することが可能です。

管理人
管理人

ケーブルがぐちゃぐちゃするのが嫌だから、そのまま赤でいい

エージ
エージ

了解しました。上司の指示は絶対!

ということなので、デフォルトの「赤」の発光パターンのみ掲載。

どうしてもサイト上に掲載すると画質が劣化してしまうので、このような写真になってしまうのですが、暗いところで光っている様子はとてもカッコいい。自分の分が欲しいくらい。通常盤Radeon RX6800XTを買うことをここに決めました(販売日2021/01/15)

PowerColor Red Devil RX6900XTの性能チェック

Radeon RX6900XTのレビューは多数のメディアさんや大手サイトさんがやっているので細かくは見ていきませんが、使用者の当サイト管理人いわく

  • 問題なし
  • GeForce系に最適化されてるゲームは、たまーに落ちる
  • スマートアクセスメモリ?んー効果はよくわからない
  • 3DCG系はOpenGLだからいいね。Quadro?コスパでいうとRadeon
  • フルスロットル状態での安定性がRadeonの方が高い

こんな感じの返信しかこないので3D Mark Time Spyでチェックしました。

AMD Ryzen9 5950X + Radeon RX6900XT + SuperFlower 1200W Platinumが構成となっています。OC Biosにグラフィックカードのスイッチはしていますが、制御ソフトウェアはCPU/GPUともに「標準」を使用しています。

あとはPCIeのM.2カードなどを使っているPCなので風の抜けは悪めです。(ただしファンは全Noctua←セレブかよ

Time Spy Score17544
GPU温度(室温 20.5˚C)最大 62˚C
アイドル時 29-32˚C
平均 47˚C
GPUクロック最大 2406.95 MHz
電力最大 282W
アイドル時 35W
HWINFOにて計測
HWINFOの計測値をグラフ化
3D Markのスコア結果部分をキャプチャしています。

当然ハイエンドなので、スコアは高め。
冷却性能は、良い方。計測したのが、だいぶ作業をした後なのでPCケース内の温度は高めになります。
それでも冷却する!

PowerColor Red Devil RX6900XT まとめ

良い点 🤗

  • NVIDIAの対抗できる久しぶりのハイエンド
  • 冷却性能 ◎
  • 静音生 ○
  • 外見 ◎ 赤とライトが木漏れ日のように漏れ出すのがカッコいい。ガンメタも◎
  • フルスロットル時の安定性 ○
  • デュアルBIOS
  • OC開放されるのが楽しみ
  • ファームウェアと一緒に育つグラフィックカード(Radeon全般)

うーんな点🤔

  • 入手性(リミテッドエディションじゃなくてもRTX30/Radeon6000は手に入らない。。。)
  • 高い
  • レイトレーシングは1世代目なので仕方ないですが、RTX30シリーズには見劣りします
  • DLSSみたいな機能が・・・FidelityFX?Image Sharpening?
  • やっぱりゲームだとちょっとNVIDIAが有利(4Kとか特に

誰にでもおすすめですか?ゲームがメインですがおすすめですか?と言われると答えは「No」
NVIDIAと違うのはファームウェアが変わると性能が前後してしまうことがあること。この辺がどうも玄人向けな製品

フルスロットル時の安定感はNVIDIAよりもあります。特に長時間のレンダリング処理などはRadeonの安定感が目立ちます。

一応スコアで見るとRTX3090に及ぶ製品です、私はRTX3080も利用しますが、この2枚のハイエンドグラフィックカードよりも省電力であること。3090/3080も思った以上に低電力ではありますが、Radeon6900XTはより低電力。7nmが効いているのか、より効率的に動かせるのでしょうね。

ゲーマーなら、RTX30シリーズがおすすめです。Radeonでも同じくらいの性能がでますが、DLSS対応やNVIDIA ReflexなどFPSゲーム向けの機能が多い。たまーにDLSSおかしなことになりますけどね…

Radeon6000シリーズも、RTX30シリーズも簡単に手に入るようになるとどちらも悩むことになる製品になりそうです。

ついにきた「どちらのブランドを購入するか悩める消費者の喜び!」

筆者は、PowerColor Red Devil RX6800XTを購入しようかなと思っています。
*6900XTは管理人所有のものです。お金をもらって買いに行ったのは筆者(笑

はじめてRadeonを買おうと思ってる方へ

どのメーカーを買えばいいの?

好きなの…
Radeon専売メーカー>> Sapphire Technology、PowerColor、XFX
大手マザボメーカー>> ASRock、ASUS、Gigabyte、MSI
日本国内なら「玄人志向」など

AMDとNVIDIAどっちがいいの?

やることによりますが、ゲームメイン、DaVinci使うとか、Adobe PremierProとかならGeForceの方が最近安定している気がします。

ただ、どちらもでパフォーマンスは現状高いです。グラフィックカード単体で判断するのは良くないかと思います。

新しいRadeonどれかえばいい?

コストパフォーマンスが良い順だと
RX6800XT > RX6900XT 。。。RX6800は?RX6800XTが売っていたらそれがベストかな?

思った以上に余力のある電源ユニットを装着した方がいいと思います。
ハイクロックになるコアはコイル鳴きが起こりやすいと思います。