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今回は簡単レビューという形にさせていただきます。各種スコアなどはPC系メディアを検索して見てみてね。それとは別の視点で、簡単にレビューしていきます。
AMD Ryzen 9 5950X 外観チェック
Zen3から、純正クーラーは付属しなくなり簡易なパッケージとなりました。もう付属の純正クーラーじゃ冷やしきれないということでしょうか。それとも価格的な問題でしょうか・・・
クーラーが付属しなくなったので値上げ&Intelと差があまり感じられなくなりましたね。
日本で、結構売れているはずなのに日本語表記が化粧箱にはありません。あまり重要視するところではないですが、ちょっときになるところ。日本のリサイクルマーク類はあるのにね
ちなみに今回は、アスク経由のAMD CPU。たまーにCFD経由のもありますが私が買うところではアスク経由が多いですね。
ちなみにサイドにCPUがあります。まぁ初めてみた時は「ん?」と思いましたよ・・・そして開けてびっくりもっと小さくパッケージできるんじゃない?と思ったのは私だけではないはず。ちなみに購入したRyzen7/9どちらも同じ。
Ryzen 9 5950Xの使用感など
今回の構成は、MSI X570 Unify、センチュリーマイクロのメモリ(64GB)、グラフィックボードは気分?で変更していますが、基本はRTX3080です。今回は280mmの簡易水冷。
私的には280mmも360mmも大差はなく設置方法に依存すると思います。あと水を最大限生かすラジエーターの設置など。DIY水冷に比べると簡易水冷(AIO)は完全冷却をするには少しコツが必要に感じます。
Zen2との大きな違い「もたつきを感じないZen3」
これ、Adobe系のソフトやMicrosoft Officeなど業務形ソフトと言われるソフトウェアを常時使っている人ならわかると思うのですが、Zen2は若干のもたつきを感じます。重たいファイルになればなるほど表示遅延、処理遅延が発生します。特にフォントの呼び出しなんてのは最悪。めっちゃくちゃ遅くてイライラしてました。
日常的に使う場合「表示遅延」「処理遅延」ってめちゃくちゃストレスが溜まります。
Zen3はキャッシュプロセスを変更したことによる、高速化が図られており。その通り「もたつき」を感じにくい環境となりました。
もちろん、マルチコアであるが故に起動だったりするのはやや遅めではありますが、十分許容範囲内。
zen2とzen3のキャッシュに関する比較
どこでも説明している通り、キャッシュを跨がずにコア間を移動できる様になったZen3では全体的なもたつきは減りました。ただこれは8コアモデルの話で、12コアや16コアのRyzen9シリーズでは、キャッシュ間をまたぐことがあるので高速で安定しているメモリが必要になります。
販売して1ヶ月が経過し、販売日に購入し(たまたま購入できた)使い続けていますが、Intelと差もなく動作の安定性は優れているの一言。
クリエイティブな分野、3D制作や映像といった重ための作業も問題なく作業できます。もちろんデータ処理も。
Zen3のゲーム性能
ゲームなどを動作させて、今まだ初期Zenに比べZen2でゲーム側も最適化が行われておりRyzenでも問題なく動作しています。
Zen2からZen3への変化は特にすごくあるかと言われた「?」というところです。
ただ、シングルコアのクロックが上がったことでIntelとの差がつめられたものの、今もなおゲームではIntelの方が安定性は高い様に感じます。
Ryzen9 3900x / Ryzen9 5950xを使い比べて
前述した通り「もたつき」がかなり減少する仕組みになったことから、非常に非常に扱いやすくなりました。いわゆるスコアで出ない部分なので、今までイライラしていた部分、そのせいでわざわざIntel入ってるPCでやっていたことがありましたが、今は全く問題なしです。
といって、Ryzen9 3900xもいまだに現役バリバリで使えます。
5900xや5950xの最大のライバルは3900xかもしれませんね。
Zen3 Ryzen5000シリーズの課題
価格
- Ryzen 9 5950x ≒10万円
- Ryzen 9 5900x ≒7万円
- Ryzen 7 5800x ≒6万円
- Ryzen 5 5600x ≒4万円
少し高めの価格設定になってきたこと。もうIntelは敵じゃないよということかもしれませんが、現状Ryzen 7 5800xとほぼ同CoreだとIntel Core i7-107000k ≒4万円くらいで販売されています。
総合コストでいうとやはり今はIntelに軍配があがります。X570マザボや結局Ryzen5000シリーズの最大に生かすにはGen4のM.2あたりが必要になってきますよね…そうなると1から組むと相当なコストになります。
入手性が悪い
販売から1ヶ月経過していますが、まだどこでも在庫があるよという状態にはなら無さそうです。そのうち3ヶ月、4ヶ月立ってきたら入手性は良くなるとは思います。
そうしたら、5800xのちょっとした下位モデル(5700xとかいう名前で)が出てきそうな気がします。
まとめ
今ままでAdobe系ソフトやオフィスもIntelの方がストレスなく動いていたので、メインはなんだかんだでIntelだったのですが、5000シリーズの登場でRyzenでもいいかなとなりました。
日常業務使用からゲームまで、マルチに活躍する多コアCPUとして大活躍といってもいいのかな。
非常におすすめ。
ただ、AMD系はBIOSをあげたりする作業があるので買いっぱなしで特に触りたくないという方はIntelがいいと思います。BIOS更新したりファームウェアをあげてみたりすることが苦ではなく可愛がれる人には最適なCPUですね。
どっちかといとGeek向け?笑