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2020年初レビューは、EASYDIYの垂直グラフィックカードホルダー+ライザーケーブル!やっぱ、GPUの垂直置きってあこがれるよね?ということで購入しました。色々とあったので最後まで読んでいただけると幸いです。
「EASYDIY 垂直グラフィックカードホルダー」はどんな製品?
グラフィックボード(GPU)を縦置き化できるマウントシステムと、ライザーケーブルです。前回ライザーケーブル比較で様々なライザーケーブルを比較してみましたが、実際の性能差はさほど無いという結果だったので早速新年早々つけてみようと思いAmazonでポチリました。値段も手ごろ、各種ケースメーカーを選ばない点が有力。本当はCable Modが良かったのですが、日本国内では高すぎます。Amazon.comでも72ドル、送料含めて90ドルいくかいかないか1万円未満で買えるので欲しい方は海外通販しちゃいましょう。
EASYDIY 垂直グラフィックカードホルダーを早速開封
外観は黒い箱。EZDIY-FABと記載があります。中国製品特有の再生紙洗浄不足の臭いのある化粧箱ではありません。国内製品と同等の化粧箱です。多少キズやつぶれはある製品がありましたが状態は非常に良いです。
開封するとPCパーツらしく梱包されています。端子カバーといった細かなアクセサリー類はチープですが他はいたって普通です。
付属品は
- ステー+ライザーケーブル(ライザーケーブルは取り外し可能)
- GPU固定用ステー
- PCケース接続用ステー
- 90度アングル付きHDMIケーブル(スペックは不明)
- 高さ調整用の足(金属とスポンジ)
- ネジ各種
付属品以外に購入するとしたらDPの90度アングルケーブル(オス・メス仕様)ですね。DPの90度アングル付きケーブルを購入するときはスペックを注意しましょう。1.2だったり1.4だったりバージョンによって対応画質・フレッシュレートが異なるのでご注意下さい。
ケーブルは布テープのようなものに巻かれているパターンの製品。少し最初から端っこがよれていました…
端子背面はスポンジで覆われています。GOOD!!この裏面被覆がない製品もあるのでこれがあるだけで好印象。EASYDIYのライザーケーブルは裏面被膜がありますね。
その他付属品は上の写真の通り。品質は良いですね。塗装もしており曲がり歪みも特にない製品でした。この手の製品で品質いいなーって思ったのは珍しい。下手したら有名ブランドのほうが「え?」というものがあったかもしれません…苦笑
90度HDMIアングル付きケーブルは、背面に装着可能な製品。もう1個HDMIケーブルを付けることは可能です。ケーブル長は10㎝ほどでした。EASYDIYの垂直グラフィックボードステーは手前側とマザボよりどちらもに装着することが可能です。長さは十分ですね。
グラフィックカードを垂直化するメリットって?
半分は見栄え。完全水冷化しているPCの場合は水路の関係で縦置き化した方が楽な気もしますが、横置きのほうが水漏れ事故時に安心な気もします。
最近は、M.2 SSDがグラフィックボードの背面に設置されるため熱の影響を受けにくくなる点もあげられます。M.2 SSDの温度を気にする方は縦置き化も検討しましょう。
また、グラフィックボードへの風を当てる際、バックプレート部分にも風を当てようと思えば当てれますのでグラフィックボード本体の冷却はより効率的になります。ただPCケースとのクリアランスの関係でファンの吸引がうまくいかないと逆に熱が上がってしまいますので逆効果になってしまう点がありますのでPCケースとのクリアランスを考慮しましょう。
デメリットももちろんあります
- ライザーケーブルの接触不良の発生
- ケーブル長によっては他PCle端子が利用できなくなる
- 煙突構造のPCケーズの場合ケーブルが風の通り道の妨害になる(あまり考えなくていいです。温かい空気は自然と上にがあります)
などなど…電気ケーブルを短いものから長くするのは電気的にはあまり効率は考慮されてないことなのでご注意くださいね。ただグラフィックカードの場合は排熱を効率的にやることでクロックが上がりパフォーマンスが上がるのでケーブル長が長くなるよりメリットはありますね。
取り付け&トラブル
取り付け云々は、簡単なので省略しますね。取付時の注意としてはPCケース背面にステーがある場合は通常のDPケーブルは取り付け不可能なのでご注意ください。取付できても変なテンションがかかってしまうのでオススメしません。
さて、取り付けを完了しグラフィックボードを縦置きし接続すると…
装着したのは、ASRock X570 Taichi + Ryzen 9 3900Xなのでグラフィックカードがないと表示させることができない組み合わせ。エラー内容を見ると「PClEケーブルがローパワーだよ!」って表示が画面に…「あっこれはダメだ…」と思い元に戻しました。
Ryzen系がダメなのかな?と思い、ASUS Z390 Crosshere + Intel Core i9 9900K にしましたが、やはりダメ。内臓GPUでは表示できたので見てみると「PClEケーブルがローパワー」ということみたい。これはライザーケーブルの品質が悪いな?ということで返品処理。
2個購入していたのですが、1個ダメでした。個体差かな…いやまぁEASYDIYだしな笑
以前ライザーケーブルを検証した際は起きなかったですが、ロットによってはハズレがあるのかな?という商品。レビューを見る限りは問題もない上に、EASYDIYの製品は今まで4つ利用しましたがエラーが発生したのは今回が初めて。品質とか相性とかで起こるのかな?と思っています。不良品の返品がしやすいAmazon.co.jpだからよかったですけどね^^;
もし、この記事を読んでライザーケーブルで縦置き化してみようかな!と思ってるいる方は、もしかするとケーブルがデータをしっかり転送できないなどが発生する場合があるのでご注意下さい。メジャーなメーカーのものを利用していたら全く問題ないと思います。