【大人の夏休み工作】キーボードの修理ついでにスイッチを交換。Ducky One 2 SF【苦】

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久しぶりに管理人が自分のことを書いています。久しぶりすぎて何を書いていいのか解りません。という前置きを置いておきます。

以前、スタッフ:エージによるDukcy One 2 SFのキーボード修理&カスタマイズを依頼した後に、結局「→」キーが壊れてしまいました。というか動かなくなりました。これはキーか?それとも基盤か…?

既製品のキーボードの修理方法

マツコの知らない世界で紹介されたDIYのキーボードとほぼ同じなのですが…既製品の場合は手間が少しかかります。

  1. 既製品を分解する ※この時点で保証が切れてしまいます
  2. ガワを分解したのち基盤&スイッチなどを確認
  3. ホットスワップタイプでなければスイッチのハンダを除去します
  4. 掃除します
  5. 新しいスイッチをつけてハンダを付けます
  6. 組みこむ前にPCにつなげてスイッチ動作を確認します
    →obins キーボードチェッカー:http://en.obins.net/kbd-tool
  7. 完全に動作確認ができた場合、ガワを組み込む
  8. 終了

この中にスイッチをLubeするのもありです。今回はスタッフ:エージによるLubeが行われています。ハンダを除去&はんだづけという作業があるので少しDIYのハードルは高いように感じます。ホットスワップ式を採用しているGlorius GMMKやLogicool G PRO Xといったキーボードだとハンダ作業は不要です。

最初に準備したモノ

Novel Keys Cream (Kailh Cream)

自己潤滑性に優れたPOMでできたスイッチ。POMPOMスイッチと私は呼んでいます笑

いつもオリジナルキーボードをお願いするときは大体Novel Keys Cream か Cherry Blackのどちらかで、程よい重さと滑らかさ&Lubeでの変化が楽しめるいいキースイッチです。POM素材なのでどうしても透過系が苦手でRGB基盤でも地味になってしまうのが玉に瑕ではありますが、フィーリングは好みです。Lubeするのがスタンダードなようですが、私の環境下だとあまり長持ちしないような…

白光 FX-601(はんだごて)

引用元:Amazom.co.jp

なんかいいらしい。YouTubeとかでキーボードビルディング系動画を見ると、USBとかで接続するタイプがあるらしいですが…なんか故障率が高いらしい。ということで安心安定の日本メーカーで白光のはんだごてにしました。

こてさき

画像:T19-D32 引用元:Amazom.co.jp

C型とかT型とかD型とかいろいろあるらしいです。私が購入したのは「T19-D32」「T19-B2」「T19-C3」使いやすかったのは、T19-D32一番使いやすかった気がします。FX-601標準で搭載されている小手先はT19-C6.5というとても大きなものです。他の基盤を破壊しそうだったので、別で小さいものを購入しました。

ちなみに、はんだごての選び方について参考にしたサイト、ゴッドはんだ株式会社様(https://handatsuke.com/)です。

エンジニア ハンダ吸取器 SS-02

引用元:Amazom.co.jp

はんだをきゅっと吸うやつです。こんなのあるのを初めてしりました。そして…

他は色々ありますが、借りました笑

追加で購入したもの

色々購入したものの、自分のセンスの無さによって購入したものです。

白光 FR-301

FR-301(Amazon.co.jp)

はんだごて小手先に穴が開いてバキュームでキューーーーーンって吸うやつです。

「今まで私がやっていたことは何だったんだろうか…」

というレベルで、はんだを吸い取り…周辺基盤を破壊へのダメージもなく綺麗にとっていきます。はんだのつまりが出ますよというのを聞いたのですが、はんだの質だったり制度や古さ、ごみがたまっているかなどが影響するらしく、今回は大丈夫でした。

はんだを吸い取ると、上の筒に取ったハンダがたまっていきます。取り外すときがとてもかっこいい。ぜひ買って試してほしい

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キーボードのスタビライザーをキュっと

スタビライザーを動かないように加工をします。これに関しては、Teaha Types の ” How to Clip, Lube, and Band-aid Mod Your Stabilizers” を参考にしました。

スタビライザー装着部分に遊びがあるので、そこを埋めましょうそして、遊びを無くしましょうというやつですね。スタビライザー用のグリスはPermatex® Dielectric Grease #22058(俗にいう絶縁グリス)

絶縁グリスなので、基盤に塗布しても問題ないですね。それに加えて Krytox 205g0 を塗ったりしていました。その辺はベテランに任せています笑

Krytox 205g0は国内でも購入可能です。少量であれば自作キーボード屋さん各社、大容量であればモノタロウなどで購入できます。色々使うのでモノタロウで購入していします。おそらく小分けして販売したら十分儲かりそうな気がしますが…(ビジネスチャンス

まとめ(結果)

  • スイッチを変えても→キーは治りませんでした(なんでだろ…
  • スイッチが変わったので打鍵感は大幅にかわりました。いつものやつ。
  • ここまでするなら、キーボードDIYキットでいい気がしますKBDv65とか?
  • 文明の利器(Hakko FR-301は神)は、活用すべき
  • ハンダは久しぶりでしたがめっちゃ面白かった

既製品を改造するのは、車いじりに似ていて楽しい。自作キーボートとは違う楽しみがあるように感じますた、

DuckyやAnne Proはどちらかというと改造&分解が簡単なキーボードです。60%&65%キーボードが分解が簡単なのとスイッチが少ないのでハンダの外す&つけるの数が少ないのはいいですね。

うん、楽しかった!ほかのキーボードもやってみようかなと思います。LEDが基盤にくっついてるのが楽ですね。それかLEDそのもがないやつ。

文明の利器「白光 FR-301」

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