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RTX30シリーズが発表されて、もう間もなく販売が近いですね。SNS(主にTwitter)では、「アスク税」が話題になったりと、グローバルプライスとの差異があり、それに対して話題になるほど。
日本の自作PC市場やPC市場というのは少しずつですが、大きくなっているのなのではないでしょうか。
今回の記事は、バイアス無しでNVidiaのサイトに掲載されている価格を元に比較していこうと思います。
こういうのはnoteとかに書いた方がいいよと言われるのですが、自らで発信メディアがあるのでこちらで書かせていただきます。
RTX30シリーズ ファウンダーエディションによる価格。各モデルのちほど執筆時の最新レートに変換します。
RTX3070 | RTX3080 | RTX3090 | |
---|---|---|---|
アメリカ(NA) | $499 | $699 | $1.499 |
ドイツ(EU) | 499 € | 699 € | 1499 € |
イギリス(UK) | £469 | £649 | £1399 |
日本(Asia) | ¥79,980 | ¥109,800 | ¥229,800 |
韓国(Asia) | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
台湾(Asia) | NT$ 15,900 | NT$ 21,900 | NT$ 46,900 |
すべて$ | RTX3070 | RTX3080 | RTX3090 |
---|---|---|---|
アメリカ | 499 | 699 | 1499 |
ドイツ rate/1.2 | 598.8 | 838.8 | 1798.8 |
イギリス rate/1.3 | 609.7 | 908.7 | 1818.7 |
日本 rate/106 | 754.5 | 1035.8 | 2167.9 |
台湾 rate/29.3 | 542.3 | 746.9 | 1599.6 |
こうやって米ドルに換算してみると、日本は高額であり、物価が高いといわれているイギリスからでさえも100米ドルほど高い設定になっており、また3090に関しては、300米ドルほど高くなっています。アメリカの販売価格からは約1.5倍近い価格となっています。
それでは、すべてを日本円に換算してみましょう。
すべて円(¥) | RTX3070 | RTX3080 | RTX3090 |
---|---|---|---|
アメリカ | 52,894 | 74,094 | 158,894 |
ドイツ(EU) | 63,473 | 88,913 | 190,673 |
イギリス | 64,628 | 96,322 | 192,782 |
日本 | 79,980 | 109,800 | 229,800 |
台湾 | 57,483 | 79,175 | 169,557 |
日本円にすると一目瞭然
高いですね。RTX30シリーズ。NVidiaのサイトに掲載されているのはMSRP(希望小売価格)であり、これくらいか、これ以上になりますかね。大体という掲示。NVidiaの製品は、国内に複数社ありサイト掲載の値段を担当している代理店がどこかはわかりませんし、NVidiaが指定している可能性があります。
ま、、、その辺は解りません。ただ、みんなが言うような「アスク税」を支払いたくない場合は他で買えばいいんです。
①代理店≒ショップで購入する。
メーカーが限られてしまいますが、代理店のグループ会社ないし代理店がショップをしているところがあります。既知だったりしますが念のため紹介
- パソコン工房(テックウインド・アユートといった代理店の会社がグループ会社)
- ドスパラ(Palit国内代理店 サードウェーブ)
といってどの代理店もPCショップに大半が卸しており、どこも同じくらいの価格になります。ただサードウェーブに関してお得に購入できるのは間違いないです。ただし製品はPalitに限る
②なぜか安いNTT-X Store
MSI系のグラフィックボードが特に安いイメージ。というかなんでも安くて法人でもよく利用しています。どこかの代理店さんの製品しか扱ってないからそういうことかなっておもってます。
NTT-X Store→https://nttxstore.jp/
この価格差が発生していまう。というかもう日本は市場が小さいからね。これくらいの価格じゃないと利益見込めないんだわ!みたいな感じだと思われます…5-6年前なら許されたかもしれませんが、今はAmazonやオンラインショップ、国際輸送の進化でだいぶ国際荷物が届くようになりました。破損も少なくなってきました。その中で「おま値」の時代は終わったんじゃないかなと思う今日この頃。
当サイトがよく利用する海外通販
- Amazon.com(https://www.amazon.com/)
言わずとしれた、Amazon.co.jpの本家版です。最近のコロナ需要でAmazonもすぐ在庫なくなってしまうので…購入するなら早めに。関税といった手数料もデポジットしてくれるので、到着時に支払わなくてもいいシステムはかなりよいです。
だてにグローバルセーリングをゴリゴリにサプライヤーに押してこないですよね笑 - newgg(https://www.newegg.com/global/jp-en/)
PCパーツで日本円でも表示してくれるショップ。だいたいAmazon.comでそろうのですが、Amazon.comでは購入できないものや在庫切れの製品などを購入します。
基本的にはAmazon.comの利用が多いですね。
個人輸入はリスクと価格をみて
いくら安いといっても個人輸入はリスクが発生します。
- 輸送時の紛失・故障
- 国内保証※1
- カスタマーサポート
※1…よく並行輸入品は国内保証されないとの表記が多いですが独禁法で並行輸入品も代理店が修理などの受付は行う必要があります。ただし国内と同様な保証は受けれないと思って下さいね。
当サイトでもmassdropやAmazon.comや様々なサイトで通販し仕入れを行いますが、紛失率や破損率というのは一定数存在します。特にHDDなんか一番海外から購入したくない製品No.1。振動で故障しますからね。
基本的には、グラフィックボードのように小さく高額な製品は、空輸です。船便で送る通販ショップはさすがに…
化粧箱は、梱包資材なので外箱ダメージはあると思って!
と言われます。その通りです。
水漏れあるよ!
その通りあります。特に船便とか中国の対輸出に慣れている地域以外からの荷物なんて外に保管してる?というのもあります。
といってもですね、海外通販は特にこの1-2年でクォリティーが上がっていると思います。
価格に関しては北米または台湾・香港以外は送料・関税といった諸経費を加味すると国内で購入するのと大差なしですね。(3090を除く)
結論からいうと、普通にPCショップで購入することをオススメします。こだわっていたり日本で購入できないメーカーの製品を使いたい場合、とにかく日本の価格に納得できない人は個人輸入。
グラフィックボードは安い製品でもないので…保証があるとないとではだいぶ違います。そのあたりも含めて理解していただいた方がいいです。
筆者が頻繁に買うのはEVGAというメーカー。ほぼ国内に入ってこず…海外輸入しか選択肢はありません…そういう人は海外から個人輸入です。今のところか破損率や紛失率は0%です。EVGAはグローバル3years保証。
エンドユーザーとしては、過去にAMD CPUで海外と日本での価格差が大きくて価格を下げた経緯があるので、その辺どうにかしてほしいですよね・・・
おまけというかなんというか。近年の海外(特に中国・アメリカ)は、通販サービスの製品価格以外でもサービス競争が激しく爆速発送だったり、絶対に荷物届けるサービスなんてのに重点を置いているところもあります。AmazonやAliExpressなんてのは、その台頭だったりします
特にここ1-2年で荷物が届かないとかは本当に少なくなりました。ただ国内で紛失されたことは1-2回あります笑
そういうことを加味しても海外で購入してもいいとは思いますが、実際の価格・リスクと天秤をかけることをおすすめします。グラフィックボードの場合は私は5万円をボーダーにしています。それか国内で手に入らないメーカー(EVGAとかね)
「アスク税」に関する詳細な記事は4gamer.comさんのサイトにございます。
※5年前の記事です。