Ryzen 3000シリーズに最適なメモリ「G.Skill Trident Z Neo 3600hz C16」買って・試してみた【レビュー】

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仕事・ゲーム兼用のPCをRyzen 3000シリーズへ2台ほど移行しました。自分用はRyzen 9 3900X、もう一台は安いほうの8コア16スレッド Ryzen 7 3700X。

安いほうで8コア16スレッドとは、時代の進化を感じます。

私としてはAMDは、2世代目。Zen2が出たときにRyzen 7 2700Xで組んだのですが、あまりに相性問題とIntelとのシングルコア性能差があり、お蔵入りしてしまった過去があります。その中12コア24スレッドのRyzen 9 3900X、またまた3950Xといったコンシューマー向けの化け物が出てきたので気になってしまい組んでみることにしました。

早速、G.Skill Trident Z Neoをチェック

外箱はいたって普通。今までのG.Skill Tridentシリーズ同様です。もちろんLEDを搭載した光るDDR4メモリです。

X570とRyzen3000シリーズに最適化されたTrident Z NEO

後ろの説明には、X570チップセットマザーボードに最適で最高のパフォーマンスを出せる仕様だよ!みたいなことが書いてました。パッケージ表面にあるようにAMD Ryzenシリーズに最適化されたメモリです。

化粧箱(パッケージ)を開けるといたって普通のメモリと同様にプラのパッケージに包まれているメモリがでてきます。G.Skillのシールがついてきますね!

外にですといたって普通のDDR4メモリです。ただ、光る部分があったり質感はほかのDDR4よりはよいとおもいます。G.Skillのメモリはカッコイイ。

G.Skill Trident Z Neoメモリの鋭利な部分

Trident Z NEOですが、アルミフィン?の部分が、非常に鋭利になっており素手で装着するならば痛い思いしながら装着することになります。装着時は手袋ないし布で上から押さえつけることをオススメします。一度素手でやってみましたが痛かったです。

光り方は、G.Skillシリーズの光るメモリ同様です。専用ソフトウェアで制御もできる上に、マザーボードメーカーの各種制御ソフトウェアでも制御可能です。タイミングがずれてくるのも粋かなと思って制御していませんが、タイミングをずらしたくない方は専用ソフトウェアで制御しましょう。

専用ソフトウェア→Trident Z Family (RGB, Royal, Neo) – Lighting Control Software

性能

気になるのが性能!AMDはメモリのHzや性能に左右されるよ!という情報を事前にゲットしていたのでIntelから移植したCorsairのメモリと比較してみました。細かい性能云々に関しては当サイトでは検証しないというかできないので、他のすごい細かく書いていただいているサイトがベストです。

–ソフトウェア–
Cinebench R20

–構成–
CPU
 AMD Ryzen 9 3900X
マザーボード
 GIGABYTE X570 AUROS PRO
M.2
 Samsung 960EVO
グラフィックボード
 Zotac RTX 2080 Ti AMP Extreme ×1

Corsair 2666MhzメモリとG.Skill Trident Z Neo 3600Mhzメモリの比較表

あ・・・れ・・・おかしいなスコアが…そんなに変わらない。もしかすると何かしらの設定をミスっているのかもしれない。と思い何度かBIOSで設定しなおしてみたのですが、設定もちゃんとXMPプロファイルになっている…おかしいな…

たまたま、Corsairのメモリがアタリメモリですごく優秀だったのかもしれないというのとBiosアップデートで今後G.Skill Trident Z Neoの性能がどんどん発揮されるという予想をしています。

もしかすると、何か設定をミスっているのかもしれない…のでもし詳しい方がいたら私のSNSとかで優しく教えてください。優しくですよ!

数値じゃない性能アップ(体感)

ここからは私的な体感値になります。普段利用しているソフトウェアAdobe系の起動だったり、処理だったり…そのあたりを加味した結果になります。

Adobe Photoshop

起動→早くなった気がする
フォントの表示→早くなった
画像の書き出し→体感差あまりない

Adobe Illustrator

起動→少し遅くなった
フォントの表示→早い
書き出し・処理→安定している

Adobe Premiere

起動→早い
処理・レンダリング→早く、処理反映も早い
書き出し→誤差の範囲

まとめ

 結局のところ、性能差というは劇的に出るわけではないのですが「なんだか処理が早くなったよな」というのはほぼ毎日同じ処理をしていたら解ります。
 その差が塵も積もれば山となれば大きくなります。ただ言えるのは、第3世代Ryzenは相性云々が本当に減った。他のパーツメーカーがAMDにも対応できるように作っているのかもしれませんが、Ryzen固有のトラブルというのが少ない気がします。といってもまだまだマザボメーカーのBiosもソフトウェアの対応状況もまだまだこれからな部分もあります。その辺を長く待てる方は良い製品ですね。

 G.Skill Trident Z Neoは、期待していた劇的にパフォーマンスが上がる!ではなく、縁の下の力持ちのようにRyzen3000シリーズを支えている存在。ただCorsairのメモリでも問題なくRyzenはパフォーマンスを出せる好き嫌いが少なくなった子に仕上がっています。

結果…Ryzen 3000シリーズはすごく進化した!