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同価格帯でコア数が多い9900x、コア数は少ないけど盛り盛りキャッシュでゲームキングと名高い9800x3Dで、2024.11.20にリリースされた、Microsoft Flifht Simulator 2024でCPUによる差を計測しました。
最高性能で比較するのではなく、4070Tiなどのミドルハイ、BTO PCだと35万円くらいの仕様をターゲットで考えています。4KでDLSSなどの技術も利用して快適に利用できるギリギリのラインです。
4Kで快適に遊びたい&予算をかけることができるのであれば、4080 (super) / 4090 が最適です。
結論>
平均フレームレートはさほど変わりませんでした。
平均フレームレートは9900xの方が良い傾向にありますが、1% Low FPSが9800x3Dの方がかね良好。読み込み・フレームレートの落ち込みはキャッシュを持っている方が快適です。数値に現れない視覚のカクツキ(スタッター)も9800x3Dの方が少なく良好です。
計測環境
PCの仕様
OS | Windows 11 Pro 24H2 |
マザーボード | MSI X870 トマホーク |
メモリ | Crusial Pro DDR5 6000Mhz CL48 48GB(24GB*2) ProfileはExpo 2を使用 |
GPU | Nvidia Geforce 4070Ti(PNYのリファレンスモデルを使用) |
SSD | Samsung 990 Pro 2TB |
CPUの冷却 | Noctua NH-D15(空冷) |
インターネット | NTTの10G回線を使用 |
計測ツール | Nvidia FrameView |
Micorosoft Flight Simulator 2024の設定
機体 | ボーイング 737-Max 8(Asobo デフォルト) |
飛行ルート | 大島上空から東京国際空港へNYLON→ILS 22に侵入する経路です。都心部は5000ftで東京エリアのオブジェクトをよく読み込んでくれるはず |
時刻 | 2024.11.21 16:00(JST) |
天気 | Clear Sky プリセット |
グラフィック設定 | inibuilds が公開している1440p Recommend Mid Setupをベースに、少し負荷をかけるために空港で地上機体が表示される設定 DLSSはバランス |
mod | Navigrah Navilink |
計測結果と所見
Micorosoft Flight Simulator 2024 Ryzen 9900x と 9800x3D、4070Ti を4K。
準備ができてから計測開始→コックピット画面と外部画面を、決まったポイントで切り替えをして、できる限り同じ条件で計測できるようにしています。
Micorosoft Flight Simulator 自体重量級ゲーム。4Kの場合4070Tiだとややパワー不足。ぎりぎり60FPS安定で遊べるレベルです。
事前に12コア以上が推奨とアナウンスされていましたが、実際に使用をしているのは2~4コア。時より8コアに対して命令をだしていますがほんの一瞬読み込みが発生している時くらい。12コア以上に拘る必要はないと思いました。
9800x3Dの1% LOWの計測データから、フレームレートの落ち込みが少なく実際に視点切り替え・移動でももカクツキなども少ないです。プレーをしていも、9900x比較で快適に感じます。
CPU温度は9900Xが平均62℃、9800X3Dが平均54℃でした。冷却も優秀ではないでしょうか。9900Xも悪いくないですよね。
リリースされたばかりのMicrosoft Flight Simulator 2024ですが、バニラ状態で遊ぶだけではなくMODを利用して快適かつリアルに遊ぶのがこの手のゲームの醍醐味だと思います。MODを利用すると負荷がかかり通常よりフレームレートが低くなります。MOD製作者の最適化なども関係します。
MOD導入時にどのようなパフォーマンスを発揮するか9800x3Dは楽しみな存在です。また今後発表されると噂されている9900x3D、9950x3Dもどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのか、やっぱりCCD跨ぐのはパフォーマンスに影響するよね。となるのか、楽しみです。
(追加)Asobo 787-10を使って計測
737-Max8 より最適化されているという話(?)のAsobo 787-10で4Kと2K(WQHD)で比較を行いました。前項とほぼ同じ計測方法を行なっています。前回計測時と違いパッチが当たっていました。計測日:2024/11/29
4070Tiあたりであれば、WQHD、UWQHDあたりが最適解。どのGPUでも4Kは非常に重たくなりますね。
60FPS前後をターゲットにしているのであれば4Kでいいのかなと思います。
あくまで、筆者の執筆時の感想です。
- ロードは、早い
- キャリモード、思ったより楽しい。
- inibuildsのデフォルト期待、特にA330シリーズいいね!
- 747-8 Freighter 増えてる!うれしい!リメイクされていていい感じじゃないですか?
- ウォークアラウンド、楽しい!(したくない時もある
- データ容量は、ぼちぼち遊んで3日/人で8GB前後でした。回線によっては異常通信になる可能性があるらしい(それで帯域制限とかかるときもあるとかないとか)
- ネットワークの不具合があると遊べない
- クラウド化(シンクライアント)は、イマイチ。読み込み不良とか起こしてしまっている。パワーがあるPCの人はダウンロードができるようにしてほしい。Xboxやそれに近しいPCの人はストリーミング版を分けて欲しい。
*執筆時出来るようになるらしい、おそらくマーケットプレースとの兼ね合いだと思われます。 - クラウド化の影響か、機体のロードバグが増えてない?
- バグ多数。日本語のバグなんて一生治らないんじゃないだろうか。
- サーバーの強度、リリース時が最大負荷になるのは予想できたのではないだろうか
- クラウド化したことでランニングコストが通常よりもかかると思うのだけど、これペイできる?
- 今後、期待値の高いMODがリリースされたタイミングでサーバー大丈夫?(ini A350とかFBW A380、PMDG、Fenixが2024に完全互換とか)
- キャリアモード以外にもミッションをサウンドボックスとかみたいにできなかったのかな(EuroTrack Sim2みたいな?)
- なんで、今までできたことができなくなってるんだ・・・
ちょっとした感想と、ほとんど愚痴でした。ちょっとずつコミュニティと共に成長していくゲームモデルなので、今後に期待してます。大体安定化する前で2020も1年かかりましたし。オープンベータだよなぁ。コンシューマーで出すので、どうしてもフルリリースという扱いですがベータです。
おまけ
iniBuilds A330-300 P2F で福岡〜沖縄をModの空港を入れた状態でリアルタイム気象で計測したフレームレート。色々画面を切り替えたりしているので、1% LowFPSは低めに出ています。
テスト環境の変更点
・DLSS「クォリティー」
空港MOD(どちらも2024に対応済み)
・福岡空港・・・SNJ SIM RJFF FUKUOKA AIRPORT SIM MARKETへ
・那覇空港・・・MK Studio NAHA AIRPORT SIM MARKETへ
あとがき
ゲーム自体が安定しない&クラウドゲーム化したので、ベンチマークとしては、同じ条件を作り出すことが困難なきがします。
Microsoft Flight Simulator 2024だと4070Tiだと4Kはぎりぎり60FPSで遊べる範囲です(レイトレーシング未使用)
おすすめはWQHDかUWQHDが、バランスはいいと思います。WQHDのminiLED搭載も増えているので、4Kで重たくなるならWQHDを2枚とかUWQHDを1枚どーんとおいていたほうがいいと思います。
大容量キャッシュは偉大だなと思います。
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