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「プロジェクターで快適にゲームできる世界になった」
BenQ Japan から新発売となる「TH685」低遅延・ゲーム向けプロジェクターをレビューします。「TH685」はゲーム向けといわれるべき、プロジェクターではかなり早い反応速度8.3ms、フルHDではリフレッシュレート120Hzというゲーミングモニターにも負けない性能を持ったプロジェクターです。
※機材協力:BenQ Japan
BenQ TH685 スペック
方式 | DLP |
解像度 | FHD 1080p(1920×1080) |
輝度 | 3500ルーメン |
コントラスト比 | 10,000:1 |
レンズ | F値1.94-2.12 焦点距離=11.9-15.5 |
スローレシオ | 1.127~1.46(100インチ@2.54m) |
ズーム倍率 | 1.3× |
ランプモード (Eco/Normal/SmartEco/Lamp Save) | 4,000/8,000/10,000/15,000時間 |
台形補正 | 垂直 ±30° |
オフセット | 105% |
インターフェース | D-Sub ×1 HDMI 2.0 ×2 (HDCP 2.2) Audio 入力 ×1 Audio 出力 ×1(ライン出力) CinemaMaster Audio +2スピーカー 5W ×1 USB Type A(5V/2.5A) RS232 ×1 IR ×2(前・上) LumiExpert ×1 |
プロジェクターのスペック見てもわからないな…という方は、TH685の注目のポイントは赤い太字を注目してください。
液晶モニター類と違いパッと聞いたことない言葉がいくつか出てくると思います。「スローレシオ」や「台形補正」「輝度」「レンズ」など…詳しく説明をするとおそらく記事が終わてしまうので今回は割愛します。
ホームプロジェクターは業務用と違い柔軟性が高く、様々な住居環境に対応しています。またビジネス用に比べ映像や文字が見やすいものが多いです。汎用性が高い製品ですので、よほど特殊な用途でなければホームプロジェクターを選択すべきです。
本体・外観
端子は、プロジェクターに必要な端子は一通りそろっています。一昔前まではHDMIなんてついていなかったのに今は2個もついてる…
DVI-D(PC用)がついていますね。最近のノートPCも出力はMini-HDMIになったりUSB Type Cになっていたりとしているので、いらないように思えますが商業用となどで利用するにはまだ必要だと思います。
RS-232端子(一番左)があるのですが、これはプロジェクターをオートメーションで操作するためのものです。ということは…イベントとか商業用にも十分耐えうる性能ということですね。
ちょうどPlayStation4®Proの上、たまたま高さが足りなく載せてみたら乗りました。安定はしているものの、推奨される設置の仕方ではありません。平坦でバランスの良い場所に設置しましょう。
性能・機能
プロジェクターの基本性能は世界シェア上位に入るBenQ製品ですので安心。突起すべき性能について書いていこうと思います。
1.低入力遅延!
8.3msという低入力遅延。
え?8.3msとか遅いじゃん!って思うかもしれません。プロジェクターは液晶に比較すると遅延はあります。近年のゲーミングモニターの遅延は0.5ms~1ms、遅くとも4ms程度です。同社のWQHDモニター「EX2780Q」のレビュー記事でも記載しましたがフレームレートによって入力遅延は異なります。
60FPSで1フレームあたり約16msほどの遅延が発生します。144FPSなら1フレームあたり約7ms程度遅延が発生します。240FPSなら1フレームあたり約4msの遅延が発生します。
と、解説しました。
ということは、TH685の性能は十分満たしているのか。
TH685の出力はFHD/120Hzです。120FPS張り付きで行った場合、1フレームあたりの遅延は約8msです。スペック的にギリギリ合格!
プロジェクターでゲームする場合、そこまで遅延をシビアに気にする必要はありません。
参考:コンソールゲーム機であるPlayStation4®、Nintendo Switchは60Hz,Xbox One Xは120Hz,次世代機といわれているPlayStaiton5やXbox Series Xは最大120FPSと言われています。次世代機でも十分な性能を発揮可能です。
2.Rec.709※1 95%カバー、3500ルーメン 高輝度で色再現とてもいい!
「プロジェクターって、こんなに解像度高かったっけ…薄かったり端っこ見にくいなーとかあったよね?昔。」とかったよね!って思えるくらい、めっちゃ綺麗!(個人の感想)
PlayStation4®の「Death Strandings」を映し出してみました。
今回はスクリーンではなく、「白い壁」に投影しています。スクリーンだともっと見やすくなると思います。
見てわかるように文字もはっきり、くっきり。画質はサイト掲載のために劣化させていますが、それでもはっきり見ることが可能。
背景にある「虹」、人物の「瞳」などプロジェクターで壁に映しているとは思えないくらい綺麗。解像度おちるかな?と思っていたのですが、そんなことないですね。色域の表現も飛びも少なくRec.709 95%カバー率。
実際に映し出している映像をデータ的に取り出したものと、実際に映し出している視覚情報を映しだしたもので差は発生します。カメラで撮影したいものはWEBに掲載する上でだいぶ画質を落としていますが、山間部の明暗が非常によく再現されています。明るく発光している部分はやや控え目に演出されています。
※1:Rec709…ハイビジョンTV向けの色の規格。カバー率が100%に近いほど色変化が発生しにくいですが、プロジェクターの場合はユニット本体の性能によっても色再現性は変わってきます。
3.暗所を見やすく「ゲームモード」
こういうモードがほかのプロジェクターににはないと思いますが…暗くて見にくいな~を軽減してくれるモードです。
オレンジ色で囲っている部分が、暗所をスケーリングしています。撮影画像だとわかりにくいのですが、つぶれることなく文字が書いているところがよく見えるようになってます。液晶やテレビでゲームモードで見る映像とそこまで差がないかな。
4.家庭用ゲーム機『Switch』でも色の再現性は豊
『どうぶつの森』は、前述した据え置きコンシューマーゲーム機のようにグラフィック性能が高いわけではないですが、色表現は問題なし。色被り等も問題ないですね。ちょうどいい。
右手前の黒色バラ・左奥の紫・黄色・白・ピンク・オレンジと様々な色が混在していますが色がかぶったり、変色したりなどはありません。
釣りなども遅延なくできます。音と画面ずれ起きていません。さすが低遅延プロジェクター
撮影日にたまた赤基調のNPC「レックス」がきていました。赤の再現度はSwitch本体の画面よりも、見やすいように感じます。
記事内「どうぶつの森」で引用しているゲームの名称、画像、文章の著作権や商標その他の知的財産権は、任天堂株式会社に帰属します
1週間使用してみて
ことあるごとにTH685を起動してゲームしたり、映画みたりしてみました。
何がいいって1番は
画面大きくて大迫力!
大迫力でする「どうぶつの森」最高。
オンデマンド配信サービスなんて見てて楽しい。テレビでみるのとは違う楽しさがあります。昨今執筆時は、外出自粛で映画館等が開いておらず映画を大迫力で見たい!時など…かなわぬ夢です。家で楽しい時間を過ごせるようになりました。
また、意外とよかったのがUSB Type A(5V/2.5A)端子。なんでこれあるの?って思っていたのですが、スティック形状のHDMIストリーミングガジェット(Amazon Fire Stick TVやChrome Cast)あたりの電源供給元として使えます。
12.5W相当のUSB電源供給元となりますので、iPad なども充電可能です。利用するアプリケーションなどによっては充電供給が追い付かない場合があります。
喜ぶ、子ども、それを見て喜ぶ大人
当サイト運営元はオフィスがありまして、緊急事態宣言になった際、基本は在宅ワーク、どうしても家をあけたり出社しないといけない場合は体調報告後、その場で検温し子連れでのオフィス勤務を許可しています。
弊社スタッフのお子様(1歳半)がいるのですが、外出自粛・公園いけないなどで楽しみが半分くらいになった子どもは、壁に移った映像を見て大喜び。我が子の頭に写っている映像を見てスタッフも大喜び。
普段50インチくらいのテレビで子ども向け番組等を見せているそうですが、同じ番組でもテンションの上がり方が違ったそうです。
大きい画面でたまに映像をみたり一緒に大きな画面でゲームをしたりすることで、非日常を体験することができます。
少し意地悪な実験「PC版 オーバーウォッチをしてみました」
PCの映像をHDMIで出力して240FPS以上出るPCで120FPSをリミットとして行いました。さすがにPC界隈の対戦ゲームは少し遅延を感じますが普通にゲームはできますし、勝てます。当たります。倒せます。
EsportsイベントやPCゲーム体験で映像美や高フレームレートをそのまま映し出すことができるプロジェクターだと思いました。レイトレーシングなんてしたら実際にその場にいるレベル。
プロジェクターの注意点
製品の良いところばかり上げてきましたが、プロジェクター全般に言える注意点をいくつか挙げていきたいと思います。
- 投影距離を必ず確認。
TH658の場合、100インチ(2214mm×1245mm)を投影する場合2.5mの距離が必要
当記事執筆時は、壁まで2m、高さ80㎝の台の上にのせて壁に投影しました。 - ライトに寿命があります。およそ4000時間ー15000時間
- 電気、結構使います。
TH658の場合、最大340W、ノーマル297W、エコ206W(カタログ値)
高性能PCや電気ヒーターくらいの電力消費量 - 排熱もそれなりにあり、子どもの手の届かないところへ&部屋熱くなります。
入力信号がないと、節約モードになる上に「電源切らない?」って感じになります。使わないときは電源切りましょう。電源を切った後は、すぐにコンセントを抜かず、ファンが止まったらコンセントを抜くようにしましょう。
BenQ TH685 まとめ
家庭用プロジェクターってかなり進化しているというの正直。
色再現性も高く、赤や緑といった原色に近い色が違う色へシフトしたりも特に見受けられません。非常にきれいに表現されている。
おうち映画館
も
おうちファミリーゲーミング大会
も
できます。
なかなか日本の住居環境・低い天井、狭い壁など言われており長年ホームプロジェクターの普及がゆっくりではありました。
最近はポータブルプロジェクター(BenQ GV1)といった製品も出てきており手軽にプロジェクターに触れ合うことができるようになっています。
BenQ TH685のゲーム投影性能は◎
コンソールゲーム機の現世代を含め、2020年末にでるといわれている次世代コンソールゲーム機Xbox Series XやPlayStation5の進化したフレームレート&映像美を大画面100インチで体験できる。またレイトレーシングといった光の表現手法も変わっていき…より映像美が重要視されるようになってきます。少し違った環境でコンソールゲームでゲームしたいとういう方にには非常におススメ。
ゲーム用途だけではなく、リフレッシュレートが高い=アクション映画見やすいともなり、TH685は高輝度プロジェクターなため、部屋が真っ暗でなくても投影された映像は見やすいですね。
レースゲームしてて3面映し出しでシミュレーターみたいにレースゲームしたいというのであればTH685を3台購入して…背面投影で…120Hz/8.3msが、ここぞとばかり大活躍すると思います。
ゲームも映画も家で、もっと楽しめる機器として非常におススメです。
[https://www.benq.com/ja-jp/projector/home-entertainment/th685.html]Sponcerd by BenQ Japan