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以前レビューしたDucky One 2 SF 65%キーボード。当サイト管理人でもあるひとし氏の銀軸がチャタリングを起こしてしまい修理をすることになりました。
あまりDucky キーボードのレビューを分解までしている人は見なかったので今回せっかくなので一部写真を掲載しながら弱点なども書いていきます。
分解方法は簡単
外枠フレーム(黒い部分)をケースオープナーで開放します。力づくでやってしまうと破損する場合があるので注意してください。キーキャップはすべて外してしまいましょう。内側のコア部分は外さなくてもいい時がありますが、結局邪魔になるので外してしまいます。
ケースオープナーはかぎ爪のような感じの工具です。内側からてこの原理で爪をパチパチと外していきます。外しにくい場合は外の隙間に画像左上に移っているピッケルを複数枚入れて広げてあげましょう。
ネジは5か所。フレームを外さないとネジ・基盤部分は外すことはできません。
内部を見ていく
鉄板の厚さは約1.5mmトレイマウント方式※1で止められています。
※1…プレート→PCB(基盤)→トレイの順番でサンドウィッチする方式です。PCBにねじ止めをします。市販のハイエンドキーボードはこの形式が多いはず。またスイッチが露出しプレートが露出しているのはsandwichといいます。
ケースはオールプラスチック。この辺は100ドルのキーボード。
ピンク&水色の部分に空間ができており、少しキータイプが響く感じがするのはこの空間のせいではないのか…と思いさっそくウレタンフォームを敷き詰めることにしました。
今度アルミニウム版のMecha one 2 SFが出るとかでないとか…one 2 mini も Mechaはかなり良いですね。
こんなかんじに。厚さ10㎜で行いましたが明らかに大きかったので5㎜に変更。ちょうどいいくらいかな。音に関しては少し締まった音になった気がします。(個人の主観があるのでなんとも
全部にウレタンフォームを敷いたほうが音に締まりがでます。今回は手元になかったのでこれだけ。
ついでついでに、先日レビュー記事があがった「黒色無双」でフレームを塗ってみました。
めちゃくちゃ黒い
耐久性は皆無なので、いつまで持つかはわかりませんが現状は満足しています。もちろん筆塗り
写真にとるとかっこいい。フレームに光が反射しないので収まっている感がする。今度はプレートも塗ってみたいけど、おそらく禿てダサクなる。
スライダーによる比較はPCのみ対応
Dukcy One 2 SF 経過レビューまとめ
ここまで、ほとんど弄ったよ!分解したよ!ということしか書いてませんが、今回はCherry MX silver→同じsilverにしただけ。
分解して修理してわかったことをキーボード自作オジサンとして経過レビューとしてします。
良い点
- 65%のキーボードレイアウト、Fnレイヤーともに最高に好み。insertはまぁ使わない
- 基盤・鉄板ともにつくりは良い
- 分解のしやすさ◎
- カスタマイズ性 〇
悪い点
- チャタリング発生が速い(耐久性に難あり?100ドルクラスだからしかたない?
- スタビライザー周りが弱いため長尺キーの返りがイマイチ
- トレイが安いっぽい(100ドルランクだからしかたない?
好みはあるもののMechaが販売されたら打ち心地はよりいいものになるのではないのでしょうか。キーボードの競争率が高いアメリカ・EUではトレイや筐体がアルミが流行っています。特にオーダーメイド系はほぼアルミなどの金属製。Keycultあたりもかっこいいアルミですね。
Duckcy の軸のお話
最高のキーボードかどうか…100ドルのキーボードだね!それ以上でもそれ以下でもないです。万人受けしますか?んー…
Duckyで日本入荷の軸といえば、よく見るのがシルバー軸(Cherry MX Silver)。このシルバー軸通称スピード軸といわれるものですが誤爆もしかり、チャタリング発生も心なしか多い気がします。原因はわかりませんが、おそらくスイッチが浅いから?とか思ったりしています。
メカニカルキーボードなんて、しょっちゅう買い替える製品ではないので、自分に合った軸を見つけるのはなかなか難しい。店頭で少しの時間触ったのと家で長時間触っているのはまた違いますね。
銀軸の打鍵感は、Filco Majestouch Stinglay に似ています。それだったら薄いキーでもいいかなって思ったりしますね。