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PS4のボイスチャットを少しでも高音質にしたいという、拘りたい人向け記事です。
簡易的に書いた記事を今回再構成して書き直しています。音声担当のLukが担当させていただいております。
PS4音質アップの限界
どうしても性能的な問題でPCには及ばないPS4、というかコンシューマー機全体に言えるのですがUSBオーディオの限外が存在します。どれだけいいものを購入しても内部の処理やノイズがのることがあるのである程度ということをご理解ください。
※音質向上を狙う場合PS4への音声デバイスつなぎ方&セッティングはNG※
- コントローラーにオーディオデバイスを接続する
- USBオーディオインターフェイスを付けるがUSBポートにいろんな機材をつなげている(外付けHDDは外すこと推奨)
- USBハブを使う
- 電子レンジなどの強い電磁波を発生させる機器の近くに置く
PS4などのCS機でダイナミックマイクを使う方法
USBのプラグアンドプレイ接続のオーディオインターフェースであれば接続できる可能性が少しあります。
なぜ少し?
PS4といったコンシューマー機のUSB端子は帯域や電源の容量が非常に小さいので一般的にPC向けであるオーディオインターフェースは使えるのは数が少ないです。
鉄板といわれているYamaha AG-03といったストリーミング向けオーディオインターフェイスはYamaha USB-Driverがなければ動きません。唯一PCと同じような環境で動くのは…「Shure X2u XLR to USB」です。一番何も問題なく動きました。[amazon asin=”B001PPXFAG” kw=”SHURE オーディオインターフェイス USBインターフェース X2U” title=”SHURE オーディオインターフェイス USBインターフェース X2U 【国内正規品”]昨今のこもり需要で在庫は無い状況の方が続いています。
PS4でオーディオインターフェースを使う方法
事前にお話しするとこの接続方法は推奨しません。
- オーディオインターフェース(USB接続・アナログ)にマイク(48vファンタムやXLRダイナミックマイク)を接続します。
- PCやモニターヘッドホンで音声を確認
- オーディオインターフェースのOUT端子から、PS4のUSBオーディオのマイクINを接続します。必ずUSBオーディオインターフェイスを使用します。緑とピンクの端子があるUSBオーディオインターフェイスを使用しましょう。それか2極に分けられているもの
※マイクとしてPS4側に認識させるには抵抗付きのオーディオケーブルが必要になります - PS4側で必ず音声の認識を確認します。またノイズが乗っていないかノイズの具合も確認します。
となります。この接続方法で応用含みオーディオインターフェースを使用できます。ただ、ノイズも乗りやすく設定もやや複雑。一度確定した設定がそのまま継続することも無い…非常に難しい設定方法です。これやるくらいなら以下の方法でやることをおススメします。
PS4で複雑な方法せずにボイスチャット音声を高音質にする方法
①PS4 対応のUSB DACを使う
この方法が最も最適かつトラブルが少ない方法です。個人的にはUSB DACは、SteelSeries USB DACをおススメしています。(レビュー記事→https://nomamemo.com/game/post-3822/)
正式にPS4に対応をうたっているもの(PS4マーク付き)
PS4につなげられると公表しているもの(もしかするとPS4のマークついてるかも)
- ONKYO SHIDO 002
- EPOS GSX300
- Sound Blaster G5/G6
正式か正式じゃないかというよりは各社メーカーページに記載しています。だいたいのゲーム向けUSBオーディオはPlayStation/Windows/Xboxに対応しています。
②高音質マイクを搭載したヘッドセットを使用する
マイクの性能が良くても聞き取りにくい声質の方や声の出し方がボソボソとしゃべるかたなど人それぞれ声質が異なるため、どのメーカーが一番いいというのは確言することは難しいです。その中でもゲーミングヘッドセットは声質などをあまり選ばずに利用できる製品が多々あります。
おすすめは以下のヘッドセット
- Logicool G Pro X(有線)
- EPOS/ゼンハイザー GSP 300(今のゼンハイザーはややラジオボイス…)
- オーディオテクニカ ATH-G1(一番音声が自然に感じます。レビュー記事→ATH G1 レビュー)
- Hype X Cloudシリーズ
他にたくさんありますが、今のゲーミングヘッドセットはどこも性能は団栗の背比べで、やはりオーディオメーカー(マイクもヘッドホンも製造している)ところのものは性能がいいです。
番外編
PlayStation4対応とうたっている、コンデンサーマイクを使う
- Razer Seiren X for PlayStation4
- HyperX QuadCast(これが一番オススメ)
- Blue Yeti(少し大きい)
コンデンサーマイクは環境と設定が命です。音を細かく拾うため環境音をとにかく取り除く必要があり、可能であればポップガードなどでノイズを除去してあげましょう。なんどか録音→聞く→設定変更→録音→聞くで、Gainなどの音声に合わせて設定を固めてあげましょう。マイクの指向性を複数選択できると思いますが「カーディオイド」にしましょう。全方位とかにすると全部の音を拾います…
※注意:PS4の場合はマイクの機種とヘッドセットによっては端子を三極→四極に変更する必要があります。Amazonレビュー等でもよく書かれている内容なので、知見が複数あります。
まとめ
マイクは設定が重要です。現在販売されているUSBプラグアンドプレイのコンデンサーマイクを購入するのが音声を一番よくする近道です。
下手に、高いオーディオインターフェイスを使って無理やりつなげてもノイズを拾ったりして音質が低下する可能性が高いです。また変更前の記事でボイスチェンジャーなどを紹介していましたが、正直PCでやった方がいいです。オススメはしません。
もうすぐでPlayStation5が販売。きっとUSB接続機器への給電力などの帯域幅が増えているので利用用途が増えそうではありますが、ドライバーが必要なオーディオインターフェースには対応しないと思います。それを踏まえて、参考にしていただければ幸いです。